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落書き帳


日本がもう少し美しくなったらいいなと毎日本気で思ってる私の日々を綴ります
by yukodododo

湘南の子

最近、有元葉子さんの「家をすっきりする方法?例えば毎日1つ物を捨てると、1か月で30個物が減ります」という単純明快な発言がやけに私の心に響いた。

なので、昨日、横浜の馬車道でフリーマーケットをしました。
一人で。

夫と言う名の運転手兼荷物運びが不在の為、その代行者として白羽の矢が立ったのは父、直光。
「荷物だけ運んで下さったら、後は自分でやりますけん。」と娘は父にお願いしたのでした。

フリマを一人でやるっていうのは結構寂しいです。
だけど人間死ぬときは一人で死んでいくわけだし、言ってみれば簡単な予行練習みたいなもんだよ。どうってことないよ、と自分に言い聞かす。

この馬車道で出店するのは数回目で、「お姉さん、久しぶりじゃない」と何人かのお客さんに声を掛けていただく。
前お姉さんから買ったあれが良かっただの、あのときのあれが欲しいんだけど、また作って着払いで送ってくれない?とか面白い展開も。

そんな中、「お姉さん、湘南?」と聞くおばちゃんがいた。違うというと、
「え~、前から湘南に住んでる子って感じしてたんだけど」と言う。いや、誰にもそんなこと言われないよとケタケタ笑うと、「だけどあたしの知ってる湘南に住んでる子と感じが似てんのよ、お姉さん。」と、食い下がるおばちゃん。面白すぎる~。

200円のものを100円に負けてと言うおじさんに、「じゃあいいよ~。だけどここだけの話しだよ。みんなに絶対内緒だからね~。」って大声で言うと、「うん、絶対言わない。」って優しくおじさんが言うの。
それを受けて、そこにいた知らないおばちゃんが、「ここだけの話しだから言っちゃだめだよ~。」と言って、その場にいた人たちも「内緒ね内緒」と口の前に指立ててないしょポーズ。みんなで大笑い。
その後さらにみなさんの値切りが容赦なく進む。
所詮、家庭の不用品だからさ、ただでもらってくれてもありがたいくらいなんだから、じゃんじゃん言われた値段で買ってもらった。

夜、父とまた落ち合い、ささやかな夜ご飯をご馳走しました。(父もお留守番中→母、友人と旅行中)
父は、一人でたくさんのお客さんを相手に商いをする私にびっくりしたみたい。しばらくそばで見ていてくれたみたい。

たくさんの人とお話しして、ただただ楽しかったんだけど、と同時にとても癒されました。
こんな時代だからこそ、断然face to faceのコミュニケーションがいい。
人に会いに、自分の足で歩いて行く。原始的なことが私の性にあってるんだな。

湘南の子_d0264762_213231100.jpg

なぜこの写真?この犬が留守番をしている父と重なったのでした。
早くみんな帰ってこ~い。

by yukodododo | 2012-07-15 21:45
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