落書き帳


日本がもう少し美しくなったらいいなと毎日本気で思ってる私の日々を綴ります
by yukodododo

人と別れた後のお見送りについて

以前の日記にも登場した、お花を通じて知り合った、心の美しいおばさまからお電話をいただく。

「秋に備えて今日ダリアを剪定したんですけど、ほんの一輪くらいなんですけどお花をもらっていただけたら嬉しいなと思ってお電話させていただきました」とおっしゃる。

なんと心温まるお電話でしょうか。親子ほど歳の離れた若輩者に、なんとご丁寧に接して下さることか。

「喜んで頂戴します」と10分後、うちのマンション前の花壇で待ち合わせ。
「いただくんですから、私がお宅の方まで参ります」と言うと、「いいえ。これはわたくしの用事でお呼び立てするのですから、わたくしがお宅の方へ参ります」とおっしゃるのよ~、あなた。

10分後、いつもの優しい笑顔で、ダリアを丁寧に紙にくるんで持って来て下さる。
私たちが世話している花壇をぐるっとご案内する。少しの間だったけれど、いろいろなお話をした。
別れ際、なんとなく後姿が見えなくなるまでしばらくずっと見ていると、信号を渡る辺りでふと振り返り、深々と頭を下げて下さいました。
本来日本人って誰もがこういう感じだったのでしょうね。

人と別れるときに、いつまでも後姿を見ていていいのかどうか迷う時ってありませんか?
なんかかえって気を遣わせちゃうし、自分だったらどうかもう行って下さいって思う。その点外国人なんかは、バイバイっていったらバイバイだから待ったりしません。だってバイバイって言ったんだもん。むしろいつまでも見てたら、不審がられて訴えられるかもしれない(笑)。電話も切るのも早い。そこに余韻をもたせない。

こういうことにルールを作ってしまうほど野暮なことはない。さっとお別れした方が美しいこともある。
さりとて、うちの夫のようにいつまでもずっと見送って、相手がこっちを見ていないのに薄ら笑顔で手まで振っている姿を見ると、軽くイラッとします。「ほら、もういいの。行くよ」って私はいつも彼の手を掴んで歩いて行く非情な妻です。

余談ですが、ダリアを下さった方のご主人もとってもいい方で、先日地元の夏祭りで夫と二人でビールをご馳走になりました。
夫婦って血も繋がってないし、顔のつくりも違っているのに、なんとはなしに似てくるものなのね。(きゅあー、まずーい!)

そんなことを思いながら、いただいたダリアを毎日楽しんでいます。

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by yukodododo | 2012-08-10 21:10
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カテゴリ
植物

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