落書き帳 |
面白い恋人がいたらすごく楽しいと思う。
夫は私と結婚するときに、義母に「お嫁さんになる人はどんな人なの?」と聞かれ、 ただ一言、「面白い子だよ」と答えたらしい。 なんてロマンスに欠けた形容。もっとあるだろうが、え?? どこの独身女性が「面白い人」と相手の母親に紹介されて喜ぶのか教えてほしい。 ところで例の北海道の「白い恋人」が大阪の「面白い恋人」を商標権で訴えていた訴訟は和解が成立したんだね。 それを受けて、昨日のNHKクローズアップ現代では、「パロディは文化?それとも違法?」と題して、「パロディの境界線を巡る議論を取材。笑いをどこまで許容できるのか、日本社会の“懐の深さ”を探る」という内容だった。 興味深いやん。 パロディ裁判「白い恋人」VS「面白い恋人」で双方の言い分や、パロディと盗作がどう違うのか?とか、パロディは文化だ!というフランスの話しとか、日本と欧米のパロディの違いなんかに焦点をあてていた。 そういう文化としての議論は難しくて、そういえば最近島根だかどこかのダビデ像に下着をはかせて!と住民からの苦情が殺到しているとニュースでやってた。(なんでも子供の教育上よくないとか、美観上の問題云々とか)。だけど下着をはいたダビデ像ってどうよ。 うちのマンションにもいきなりヴィーナス像がエントランスに立っていて、私はもうこれは一種の犯罪と思ってる。いらんやろ?ヴィーナス。 で、話を戻すと、 結論として、「パロディが許されるかどうかは著作権を持つ人の気分次第」で(たしかに)、さらに、「みんな人のパロディは好きなんだけど、自分の作品のパロディは好きじゃないっていう人も多く、そのあたりが難しい。」などなど。難しいところです。 そんなことも知らない夫が今日帰ってきたら、「今日はおみやげがありますよ~。」と会社で配られたお菓子をくれた。あなたすごい偶然よ! なにはともあれ、「面白い恋人」はびっくりするほど美味しくなかった。 おいおい吉本、なんやねんこれ。
by yukodododo
| 2013-02-20 22:46
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