落書き帳


日本がもう少し美しくなったらいいなと毎日本気で思ってる私の日々を綴ります
by yukodododo

母からの贈り物

うちの母には大小さまざまな問題があるけれど、多少いいところもあって、そのひとつに「気持ちがいいほど気前がよい」というのがあります。
正確に言うと、「お金がないのに気前がいい」。

だからお誕生日とかなんでもないときに、前触れもなく私と兄嫁に、「これこれこういう臨時収入が入ったので(大した額じゃない)、これを2で割った金額であんたたちの好きなものを買ってやるけん、いついつ日本橋の三越に行こう」みたいなお呼び出しが入ることが一年に一回あるかないかくらいの頻度であります。

これは盛り上がります。
何を買ってもいいと言いながら、例えばそれが1万円だったら、小さなものをちまちま買って1万円を使うことを好まず、「しょうもないものじゃなくて、いいものをひとつ買いなさい」と横から言ってきて、私が何を買うか売り場までついてきます。これがうるさいと言えばうるさいんだけど買っていただくのだからしょうがない。

そんな母から朝の7時40分(早いよ)に電話がくる。
「伊勢丹行かん?」「いつ?」「今日」「用事があるっちゃんね~」「なんか買ってやるけん」「行く。午前中しか時間ないけん、すぐ行こう」みたいな流れになる。そうなると私がまだしゃべってるのにすぐ電話が切れる。そういう人です。

かくして新宿で落ち合った途端、「あたし、パンツ買うけん、パンツ(売り場に)付き合って。」と歩き出す。この場合ズボンのパンツじゃなくて、下着のパンツです。

「いつ救急車に乗ってもいいようにきれいなパンツをはきなさい」というのが母の口癖でした。

70を過ぎているというのに、母は私よりはるかに下着にお金をかけていて(決して派手なものでなくて、上質で品のあるものを好んでます。あ、私の母の下着の情報いらない?)、父の誕生日プレゼントに洒落で下着を銀座のシャツ屋で誂えたりしたときもあった。
「年寄りが汚いパンツはいとったら汚かろうが。夢も希望もない。」と顔を歪めて言います。

話しは戻り、開店直後の新宿伊勢丹の下着売り場はもちろんすいていて、母の大きな声が響きます。
「あたしは小さいパンツは嫌いなんです。頭が痛くならない~?気持ち悪くて落ち着かないでしょ?」店員さんも対応に困って苦笑い。やれやれ。

選ぶのが早い母はぱぱっと選び、「あ、そうだ。あんたも下着買ってやろうか」ときた。
ああ、それもいいなあと思い、下着売り場を親子二人で縦断、横断。デパートの下着売り場は美しい。
自分で買えないような下着を4枚も買ってもらった。
こういうプレゼントが母らしいなあと思った。

「大切にはきます」とレジで母に頭を下げたら店員さんに笑われた。

下着についてはまだ書きたいことがたくさんあるので、今度下着パート2を書きます。
このブログ、だんだん様子がおかしくなってきたね。

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by yukodododo | 2013-02-25 21:21
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