落書き帳


日本がもう少し美しくなったらいいなと毎日本気で思ってる私の日々を綴ります
by yukodododo

八百屋さんの 『軒下居候販売』 レポート

秋晴れの素晴らしい先週の土曜日、世田谷は尾山台商店街のお祭りで、八百屋JAZZさんの軒下で
『居候販売』させていただきました。
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したがいまして、軒下にはお野菜とリースが並びます。
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尾山台の人々はとてもフレンドリーで、たくさんの人々とたくさんお話して、たくさん笑いました。
この街が大好きになってしまいました。

夕方の暮れゆく街で、「うちにたくさん松ぼっくりあるから、お姉さんに持って来てあげる!」と、自転車で15分かかるお宅までわざわざ取りに行って下さって、
真っ暗になった尾山台の商店街に「おねえさーん」と本当に来て下さって、こんなにたくさん松ぼっくりを下さった(涙)
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「いやあ、なんかお姉さんのことが気に入っちゃったのよ。ね、なんかいいじゃん。」と夫に言ってくれた。
あたしだっておばさんのこともうとっくに気に入っちゃってたよ、と思う。

「どれでも好きなリース持って行ってよ」と物々交換。
そのおばさんと、見たことのないそのおばさんのお友達に2個リースを持って行ってもらう。(だって「こういうのあたしの友達が好きなのよ」て言うから)
「いやあ、もう文通したいくらいだねえ。ほんとに」と何度も振り返りながら商店街に消えていかれました。
この「文通」ってのがいいよね。メアド交換とかfacebookとかじゃない世代。懐かしいなあ、おい。
商店街が元気な街って本当にいいなあと思います。やっぱり人だよね。

夜いきなり八百屋さんの中が暗くなり、JAZZ LIVEが始まります。
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ピアノはもちろん八百屋の大将、兄貴!ボーカルはさっきまでぎゃあぎゃあ一緒にふざけてた八百屋のお姉さん。え?歌うなんて一言もいってないじゃん!しかもめちゃくちゃ上手!!!!
知らないおばさまが屋台から買ってきた1枚のお好み焼きを一緒につつきながら、みんなでノリノリに踊ります。

演奏後、暗闇の店内から一人女性が出て来て、「みとめさん?」って私の旧姓を呼ぶ人が!あらやだ、10年くらい前に勤めていた会社の元同僚!
「なんでここに?」「え?!」と驚く人生の不思議。
嬉しくなってリースをあげる。ほんださーん、声かけてくれて本当にありがとう。また会いたいでーす。

尾山台商店街だけに、オーボンヴュータンのお兄さんたちも仕事を終えて八百屋さんにいらっしゃいました。
すかさず「無花果のジャム出ましたか?」と聞く。私数か月前からずっとこれを待っていたの。
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聞けばこのジャムを炊いたお兄さんご本人がいたり、未知のお菓子の世界のお話をいろいろ興味深く聞く。

数年前にこちらのオーナーの河田さんの本を拝読し、フランス菓子なのになぜか寿司職人を彷彿するというかなんというか、「職人気質」に背筋が伸びる思いがしました。
そういう厳しくも美しい一流のお店で働くお兄さんたちは素敵でした。

そんなお兄さんのひとりは、奈良から取り寄せた麻布で作ったラベンダーのサシェを買ってくださいました。
「なにに使うの?」と尋ねましたら、お着物がお好きなそうで、袂にそっとこのサシェを忍ばせて下さるそうです。んー、ダンディ。日本の若者でこんな人もいるのね。よしよし、日本はまだいけるかもしれん。

そんなこんなでさまざまな出会いに恵まれ、本当に楽しい一日でした。
年内、また月に一度くらい「軒下販売」をさせていただくことになりそうです。尾山台の皆様、またよろしくお願いします。
兄貴、大変お世話になりました。

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by yukodododo | 2014-10-22 08:54
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