落書き帳 |
シカゴに9日くらい行ってました。嗚呼シカゴ。
たくさん書きたいことがあって、何から書いていいのか分からない。苦しいわ~。こういうの。 シカゴは何度も訪れているけれど、生活するように旅ができるし(主人も私もその昔少しだけ、それぞれシカゴに住んでいたことがあるの)、おまけに友達の立派なお家に泊めていただいていたので、例えばスーパーにお買い物にいってお料理もできるし、友達のお陰様々で暮らすように快適に滞在することができたのでした。(多謝) そんな楽しい旅が終わるのはホント寂しかったけど、家に帰った翌朝、花壇の手入れをしながら、自分の居場所はここなんだろうよとしみじみ感じたのでした。 自分が毎日世話している花壇から、真夏に10日間離れると、いろいろなことが起こっています。生きてます。 シカゴも植物や美しい大きな木がたくさんあります。街のど真ん中でもリスやウサギさんもいます。都会と自然の融合が見事です。「あっぱれやってちょうだい」←知ってる? いかんせん広大なアメリカ。例えば、日本のように道を歩いていて、路地に咲く花を愛でて思わず立ち止まって季節を感じるとかそういうのとはちょっと趣が違うね。だけど、植栽の色合わせ具合とか街並みの大人っぽさが、あたくしはたまらなく好きなのです。 なんでもそうだけど、日本の方が良いなと思うところもあれば、よその国の方がいいじゃんと思うところもある。その狭間で自分の居場所を探して悶々とした時期もあったけれど、 恐らく、その両方をひとまず知ることが大切なような気がします。そういう風にして、自分を探していくことが私は好きみたい。どうやら。 ちなみに私が「ああ、シカゴに来たな」と故郷に帰ったような気持ちになる景色。 この辺で働いていたからというのもあるんだけど、初めてシカゴに来た時に、一人で空港からタクシーに乗ってさ、すごく緊張してね~、メーターの数字があがる度に「ぼられてないかなあ」とか、英語しゃべれないけどどうやってお金払うんだろう?チップとかぶっちゃけどのくらいよとか、着いて欲しいような着いて欲しくないような気持ちでいたときに、ちょうどここら辺で「あれだよ」ってタクシードライバーに言われたの。 「うわー。ここで生きていくの?」って、この建物群が目に飛び込んできたまさにその時に、自分の体の中から大きな太鼓が1回どんっ!て鳴ったような感覚を鮮明に覚えてる。(注意:おならではありません) 今でもここに来ると、あの時の自分に戻る。もう太鼓は鳴らないけれど、ちょっと泣きたくなるような気持ちになる特別の場所なんだ。
by yukodododo
| 2012-08-10 15:16
| 旅
|
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