落書き帳 |
朝早くに花壇の手入れをしていると、お散歩をしているお年寄りに(長く)話しかけられることがよくあります。
たいていは他愛のない世間話しとか植物やお天気の話が多いんだけど、時々アカデミックなお話をしてくる方々もいて、例えばうちのマンションの呆れるほど長い名前を指差しながら、「この英語の意味はこういう意味だって知ってて住んでいるか?」とか。 「お母さん、良く知ってるねえ」と夫が感心すると、「私は英語が分かるんだ」とかいって話が始まる。 こういうとき夫は、「僕も知ってるよ」とかそういうことを言わず、ずっと感心して聞いてるのがいいなと思いながら二人の話を聞きながら作業しています。 ちなみにこのおばあちゃんは忘れた頃に全く同じ話をしてくれて、最近妙に和むようになった。 先日、早朝に水やりをしていると、すごく陽気な80代くらいの元気なおじいさんが雑学的な植物のお話をしてこられた。 私たちは植物を育てているけどアホなので、「はああ、そうなんですかあ」とか、「ほおお」、「へええ、知らないです」とかそんな感じ。 あたしらのアホさ加減がこのおじさんを大層愉快にするようで、生き生きとした目で実に楽しげで、大声で笑ったり説明したりする。 おじさんには悪いけど、作業をしながら適当に話を聞く。 不思議なことに、このおじさんの片方の鼻の穴がさ、いつも緑色してるのね。 あれ?ってちょっと見たけど、なんとなく見たら失礼な気がして、きっと鼻水か固まったとかな?ってあんまり見ないようにしてた。 あたしら昭和の世代には、まだ儒教の心がかすかに流れているから、目上の人を敬うよう育てられたし。 んで、なが~いうんちくの最後に、「ほら、こうやってやるのが一番ハーブの香りを楽しめて、脳にも素晴らしい効用をもたらしてくれるわけだよ」とおっしゃって、 ご自身の鼻の穴から緑色のハーブの葉っぱを出して私達に見せた。誇らしげに。 なんとシュールな光景だったことでしょう。 しかもこの葉っぱ、アタシたちの花壇からいつも調達しているらしい。 いろんな人がいます。 ■
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by yukodododo
| 2013-08-06 10:39
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