落書き帳 |
器が好きです。
ダイナミックな大皿も好きだし、小さな豆皿も好き。片口も好きだし、和ものも洋ものも好き。 だからうちの水屋(って今言わないか)というか、食器棚の中は統一性が全くないです。 かつて伊藤まさこさんが「あの人の食器棚」という本を出されて興味深く読みましたけれど、 食器棚ってそのおうちの生活とか性格が出ますね。 うちはぐちゃぐちゃです。混沌としとる。 お皿の整理をしようかと食器棚からいろいろ出す。 豆皿もこうして並べてみると楽しい。←もう掃除じゃないことして遊んでる。片付かないパターン。 写真を見てお分かりのように、高価なお皿は1枚もありません。ストーリーの感じられるものに惹かれる傾向があります。 例えばこれは落合さんというおばあちゃんの米寿のお祝いか何かのお猪口と思う。鶴と亀でおめでたい。 骨董市で数百円で買いました。 冬のお鍋のときには、冬野菜の豆皿に薬味をいれたり。 これは倉敷へ行った時。 土地勘と地図の読めない私は、全く違う方向の電車に乗ってしまい、乗り換え電車の本数の少なさに40分くらいホームで電車を待たなくてはならなかった・・・。 そう考えると東京の電車ってすごい。数分おきに電車くるもんねえ。 あの頃(7年くらい前かな?)夫は姫路に出張することが多くて、私も休みを調整できるときはよくついて行って、一人で倉敷まで足を延ばしたり、姫路やそうそう、神戸の街を歩きました。 一人で川舟にも乗り、 これを書くまで忘れていたけれど、とても感激したことを鮮明に思い出しました。 夫が遅くまで仕事をする日は、ひとりで姫路の銭湯に行ったりして、地元の人の会話を聞くとはなしに聞くのも楽しかった。人々の話す言葉が関西アクセントで、そういうのもいちいち楽しかった。 これは二人で松江に旅したときに出会ったお皿。 出雲に行った時だったから「因幡の白兎」にちなみ、うさぎの絵柄のお皿を買ったのでした。 ふらりと入ったこの小さなお店がとても好きだったけど、どこだったんだろう?もう分からん。行き当たりばったりの旅の弊害。 「お二階もよかったらどうぞ」と控え目なお姉さんに小さな声で言われて、昔の日本家屋独特の狭い急な木の階段をみしみしっと登りました。2人とも重いから、みしみしっていっとった。 梅雨で台所回りの掃除を始めたつもりが、心が松江やら倉敷やら姫路の美術館へ飛んでいってしまったよー。片付けはどうすると~?
by yukodododo
| 2014-06-11 13:40
| 旅
|
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